Blog いんぱるぱぶれ

卵の中

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卵の中 卵の中

卵の中に入る。ふとそんなことを考えついた。というのもロームさんによれば、次元界に入る方法=精神統一の仕方として、目の前の花瓶の中に入るというのがあった。だとしたら卵の中に入ったら? 

私はトライした。卵の中は白い薄紙の部屋だ。部屋は神秘的な空間、夢で告げられたビジョンだ。親族が死を迎えた時、我知らず障子紙で仕切った白い部屋を夢に見ていた。叔母と大伯母の時の二回、この部屋の夢を見た。夢が教えているのは、あの世とこの世は紙一重ということ。親しい人があの世へ行くとき精神的な回路が開いて、あの世とこの世が一瞬繋がるのだ。

私が夢で見たあの障子紙の部屋は、ベルナール・フォーコン(フランスの写真家)の作品解説の言葉「部屋とは内部空間であって、社会的な習慣に縛られずに物事を見るチャレンジであり、かつ部屋の内部は、記憶、欲望、愛の考えで満たされている」にあまりにもピッタリしていた。サイト内の「愛の部屋」はフォーコンの作品タイトルに由来しているので、改めて自分がフォーコンの「部屋」にいかに影響されていたかを自覚した。

さて、なぜかふと、たんぱく質を摂ろうと思いついて、秋口から卵を食べるようになった。ゆで卵がよくて、カラシと自然塩少々がお供だ。ゆで時間は3分、少し早く火を止めて黄身の中心がトロっとしているのもいい💖 長年鍛えたフルタリアン返上なので、南先生に話したら、今までの概念が変わることがありますと言われた。きっとそういう時が来たんだ。

◀パスカル・アルマーニさんの本による、卵のレシピを作っていたとき以来、20年ぶりに卵と再会。これって潜在意識の作用なのか? 今年は卵の料理人とひよこ天使のことを描くぞヨと、予感していたから? 卵料理を作っていた当初、それは叶わず、離れて時間が経って時が満ちる・・・アタシには待ち切れない性分があるから、こうして石の上にもナントヤラの修行をさせられているのか? 卵という存在も、命を宿しながら黙々と時を待っている。食べものとして人にエネルギーを与えたりもしている。

次元界から物品をもらって来られるほどの集中力はアタシにはないけど、欲しいのは物品よりも作品を作り上げるエネルギーだから、卵からエネルギーをもらっちゃうわよ(^^♪と、元気な元旦でありました。

卵の中には何がある? 夢がある。

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