BOOKS

本のこと、あれこれ

◆◆◆ 影響を受けた本 ◆◆◆

Thank you for reading this post, don't forget to subscribe!
ローム大霊講和集

人間、死んだらどうなるか? とか、幽界、霊界、次元界、イエス様は地仙である。などなど、面白いこと盛だくさん。信じるとか信じないとかではなく、こういうことが出版されているって、自由平等だと思います。

我が家に並ぶシリーズ本の一部分

今日、AABライブラリーからメールが来て、増刷ができましたとありました。AABライブラリーはジュワルクール大師の口述筆記を自動書記にておこなったアリス・ベイリーの著作を翻訳出版している版元さんです。

https://www.aablibrary.com

私はこのアリス・ベイリーの本を、14年前くらいから読み始めました。最初の3冊は砂をかむようでした。しかもその3冊を読むのに、一年くらいかかっていたのですが、さっぱりピンと来ないままで、それでもあきらめずに、10冊近く読んだあたりから、なんだか引っかかってくるようになったという難解さでした。私は聖ベルナルドの「雅歌について」も、3回読まないと何ともならなかった物分かりの悪さなので、こんな塩梅ですが、アリス・ベイリーのシリーズ、読めばスピリチュアルとか不可視とかの話題に、強くなること間違いなしです。

◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆

それは波動の問題です

仙骨の遠隔治療をなさっている南先生のご本です。私は医療機関で働いていますが、大学病院で検査を受けても何ともないって言われるけれど、めまいや腰痛に悩まされている70歳前後くらいの方がなんと多いことか!「具合が悪くなったら病院へ」の発想を変えるには、まだまだ時間がかかりそうですが、めまいは神経外来、腰痛は整形外科なんて分けて診察しないで、もっと全体を診てもらえる先生はいないかしら?というお声をよく聞くようになりました。すべての人が発している波動=エネルギー体を整えるという視点に立てば、もっといろんなことが見えてくるはず。そうすれば体調不良のみならず、ひいては人生全体も整ってくるんだと、もっと多くの人が気が付く時が来るなら、人生の地平線が大きく広がることでしょう。そんな大きな地平線へ向かって歩き始める人のために、考え方、暮らし方、そして生き方について書かれた一冊です。

◆ ◆ ◆ ◆

南先生のご本を読んで、自分が風邪をひいた時には、今の自分には休息が必要なんだと、考えるようになり、 脚の古傷をぶり返すように怪我した時には、過去の未解決な負の想念が抜け出てていくために、もう一度現れたと、理解できました。皮膚炎の治癒と同じように薄皮をはぐように、自分の生き方も少しずつ変わって、10年前にくらべると、今の自分はずいぶん変わっていると、知るに至りました。本当に少しずつでも、積み重ねて、大きな変化になること、変化とは良く変わることなのが、恵みであるとおっしゃる南先生の謙虚なお言葉が、胸に響きます。

日々の想いをつづる日記文学

グリーンと言えば、「第三の男」のグレアム・グリーンとなるのが一般的ですが、こちらはもうひと世代以前のジュリアン・グリーンの本です。ジュリアン先生は昭和天皇と同じ1900年生まれ。二度の世界大戦に心を痛めた世代、パリのアメリカ人作家です。記録屋と自称するように、生涯を通して、自分の中の思い出を、日々の暮らしの中で綴る日記を残しています。『夜明け前の出発』とあるように、この一冊は主に幼少期から少年時代のことが書かれています。子供の頃住んでいた家、好きだった女の子こと、母親が亡くなったときのことなど、誰の日常にもあるけれど、誰にも書けないほど率直に、深い洞察をもって語られる思い出は、読者が自分自身を振り返るよすがとなって、いつの間にか読者も深い自己洞察へ導かれる本です。

◆ ◆ ◆ ◆

自分が文章を書き始めたのは、このグリーンの一冊があったからと、思えるほど、何度も読みました。アングリカン(イギリス正教徒)からカトリック教徒へ改宗した人でもあります。グリーンの小説には、大きなテーマである「許し」があります。愛するがゆえに殺した女性、殺す男、そして殺された女性も、愛ゆえに殺した男を許す。重いテーマのようですが、グリーンその人が神から注がれた大きな愛をもって書いた人なので、静かに深い感動があります。ジュリアン・グリーン文学の真骨頂です。

◆◆◆ モニカの参加した本 ◆◆◆

本を愉しむ人々

本屋さんとお客さんが一緒に作った本

さかえだ書店のあるじ栄田浩己さんが、書店開設20周年の記念に、お客さんと一緒に作った本。読み継がれていくロングセラーの本だけを紹介したいという店主の趣旨に賛同したお客さんたちは文筆家にとどまらず、お花屋さん、俳優さん、ミュージシャン、キャット・シッターと、多彩な顔ぶれの人々が寄稿して出来上がった珍しい本。私は掲載した「エクソシストな読書」が編集者の目に留まって、文を書くようになりました。WEBの時代になりましたが、本に寄せる栄田さんの情熱は不滅です。

ねえ猫

詩人・尾崎昭代さんの『ねえ 猫』は、四季をめぐる「猫」と「私」の日常から生まれた詩集です。読んでいると、あなたは作中の「私」になっているはず。腕に抱いて頬をよせるとゴロゴロいっているのが聞こえてくる、あの猫と私の幸せなひとときがこもった一冊です。挿絵を描きました。

荘厳緊密法の魂伝師・川井春水先生のご本です。始めに祈る心を開く祈りが載っていて、○○家、先祖代々の諸々霊(しょしょりょう)に申して申さく、この方○○○○(自分の名前)独り開け…と、続くのですが、この「申して申さく」ってすごい言葉だなぁって、直観しました。先生の教えてくださることを熟読玩味すれば、いと貴きところから、人類に伝授されるエッセンスを感じ取るセンスを磨くことができます。

本・呪いの消し方

眠りは一日一回涅槃に入る幸せなのだと、春水先生は書いておられます。潜在意識はいつもあなたの味方だと。私は10代の頃から夢日記をつけてきましたが、最初は夢が何を意味しているのか、よく解らなかったのですが、潜在意識と密になってくると、コレはアレのことを言っているなと、夢のことが解るようになってきました。たまに啓示めいたヴィジョンが来たりするのも、半覚醒という絶妙な狭間の瞬間です。心身のバランスを保つために、涅槃に入る眠りを大切にしたいです。

春水先生のご本では、編集協力をしました。4冊くらい関わりましたが、ご紹介の二冊、先生の教えがギュギュっと凝縮しています。

PREV

2024年3月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

アーカイブ

Banner
PAGE TOP