Bilain Guilain
悪魔の顔をした友人
ビランとは糜爛のこと、ギランは名前である。 両手の皮膚を手袋をとるように脱ぎ去ってしまえたら? そんな幻想を抱くほど、10年間、両手の糜爛(皮膚炎)に苦しんできた。絶え間なしのヒリヒリから逃れたくて、日常の中、さまざまな緩和、沈静、治癒を試みた。塩もみ、石鹼抜き、断食、瞑想、エトセトラ。そして今や、私の生活は変わった。糜爛、この悪魔の顔をした友人は、そのじつ、人生を変える師匠だったので、ビランギランと名付けて、振り返ってみたい。治し方How-toじゃない皮膚炎エッセーだけど、結果として根治に至るドキュメンタリーになりそう 。このビランギラン、炎症は小範囲になったものの、いまだ現在進行形なのである。
びらんを通してしか見えない世界をモニカさんがどのように言葉にするか期待しています。
コメントありがとうございます。びらんのことは書いておきたかったので、糸口が見つかって励んでおります。