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目に見えないけれど

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目に見えないけれど

泡風呂 目に見えないけれど

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目で見ることは、重要だと思っていたけれど、赤ん坊が五感を発達させる段階で、意外にも目の発達は一番あとだ。一番最初は聴覚で、家族の声を聞き分けるところから認識が始まる。次は「だっこ」で触覚が発達。その次は哺乳で味覚と臭覚。そして5番目が視覚だ。見ることで人に合わせて行動することができるようになる。目は協調性につながっているのだ。

では、見えない世界を見る。とか、感知することは、どうなんだろう? 第六感が働くなんていうけれど、母がこの世を去る時、喜びをサンサンと降り注いだので、私はあの世とこの世の関係を、以前にも増して意識するようになった。そこで母と祖母があの世のどこにいるのかを、南先生に見て頂いたことがあった。彼女たちは二人とも、幽界ではなく霊界にいるということで、みなさん目が弱いようですね、これこそ遺伝というものですと、お話が出て、そういえば、われら三人、みんな目に何事かがあった。

祖母は終戦後40歳前に、化粧品の会社を興す知人の誘いで、クリームの検査をする仕事についた。ベルトコンベヤー上を流れて来るクリーム、白くて丸いものをずっと緊張しながら眺めていた後遺症で、右目が中心性網膜炎になった。見ようとするものの真ん中が黒く見える。目医者さんから「あなた自分を、古靴下だ、ぼろ雑巾だと思いなさい」と、言われた。医学的に打つ手はないから、緊張して白いものを見つめすぎたんだから、その逆に古靴下のように脱力しなさいってことなんだけど、結局90歳で亡くなるまで、祖母の視界から黒いものはなくならなかった。それでも新聞なんか、裸眼でスラスラ読んでいたし、カルチャーセンターの文章教室にハマって、大きな字でノートに作文を熱心に書いていた。

母も70代になったとき、白内障が進んだらしく、もう目が見えないからテレビはいらないと言っていた。手術はしたくないとのこと。それでも新聞の切り抜きを楽しそうにやっていて、美味しそうなレシピが見つかると、切り抜きがテーブルの上に置いてあった。(私に作れってこと、たまに作ったサ)それから母は、ひどい藪にらみで、左目が耳の方へ大きくそれていた。子供頃、緊張が続くと藪にらみになるそうで、祖父母の仲は、円満ではなかったから、彼女は子供なりに緊張していたのだと思う。祖母も母も緊張性の体質だった。彼女たちの生きた時代、女性はお嫁に行って、ご主人の稼ぎで家を守るのが普通だったのに、社会へ出て働いていたせいもあるだろう。寮母をしていた祖母の手伝いに、途中から母も加わったから、職場と住居が一緒で、プライバシーのない生活だった。彼女たちが今や霊界にいることを考えると、自己犠牲をいとわなかった人たち、緊張の中で生きる難行苦行に耐えた人生だったのだと思う。果たして、目の弱さと緊張は、比例していないだろうか?

かくいう私も遠視で、ひどい眼精疲労に悩まされてきた。特に右目がひどいくて、右は外から影響をうける側だから、自分も外部から受ける影響をかわせないところがあったのだ。遠視というと、よく見える目と思われがちだけど、内訳は次の通り。遠視の目は眼球にぐっと力を入れて焦点を合わせるので、じつは近くも遠くも見にくい構造。電車の吊り広告なんか全部読めるんだから、アタシは目がいいんだと思っていたけれど、ものを見る時、いちいち目に力が入るんだから、眼精疲労は免れないことだった。

ある程度、緊張感があるのはいいことだけど、緊張しっぱなしはよくないと判る。祖母は生前、ぎーっと身体に力が入っていることに気が付くわと、言っていたし、母もどうしても体に力が入ってしまう、脱力できないと言っていた。祖母は晩年、心臓病になり、母はリウマチになった。緊張し続けることは万病のもとだ。

さて、どうしたらリラックスできるのか? もちろん波動修正がいいんだけど、簡単に手軽に、みんなができる方法は? 私の秘策はホットパックだ。首とか目とか背中とか、とにかく温めて血行促進すると緊張はほどけ、痛み=エネルギー詰まりが、改善するようになる。副作用もないし、湯気の熱=湿熱(しつねつ)は、カイロやアンカの乾いた熱=乾熱(かんねつ)より、身体に優しい。もう20年くらいホットパックのお世話になって、風邪薬や痛み止めなど飲まずに回復している。週一回、波動修正もしているから、ホットパックだけの効果ではないだろうと思うけど。

ホットパック
ホットパック

暑いのにあっためる話で、暑苦しいことですが、クーラーとかで案外皮膚表面は冷えていて、コリが出たりするので、そんなときも有効です。

coolpack

症状が改善する時に、身体が舞い上がるような感覚が来たり、ウィーンとひきのばされような感覚がくる。これは何ですかと、南先生にお尋ねしたところ、エネルギー体の修復が進んでいるのですねと、伺った。このウィーンを自分で促してみる、ということを最近やっている。例えば目に力が入っているなぁというとき、入っている力を外側へ放射するようにイメージする。するとウィーンが起こる。はい、もう一度ウィーン。何度か繰り返すと、詰まりが抜けて行くのが判る。目に見えないけれど、エネルギー体は感知できる。

泡風呂
泡風呂

一日の疲れ、汚れを流すためにも、湯船につかるようにしています。夏は、ちょっとぬるめの湯加減がいいですねhart-rose

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