右と左その1
仙骨の治療を受け始めたころ、右の手のひらを太陽にかざして、左手を胸に当てて、太陽のエネルギーを体内に取り込んで、心身をチャージする。というのを読んだ。
右に受けた衝撃
その時はピンとこなかったけれど、仙骨の調整を続けながら、自分が受けた心身のダメージを改善する過程で判ってきたのは、右側は外から受けた影響を取り込む。そして左側は、右から受けた影響をさらに自分の中に入れ込む。ということだった。
2歳で血が薄桃色になる死病(再生不良性貧血)から生還したのちも、私は親に連れられて、採血検査へ行っていた。それは小学校へ上がるまで続いた。いよいよ最後の採血検査になった。それは骨髄穿刺、通称マルクだった。白血病などの検査で有名な痛い注射だけど、私には痛かった覚えはない。左を下にして横向きに寝た態勢で、右大腿部に針を刺した。衝撃で身体が茹でエビのようにぐっと丸まった時、看護師さんが背後から私を押さえたのを覚えている。長きにわたる採血検査で、私はすっかり針を刺すことに慣れっこになっていた。だから注射が怖いなんて思ったことがない。そのせいか、マルクの時も痛みや恐怖はなかった。検査の結果も正常だったので、このときから採血検査を卒業した。しかし問題はそのあとやってきた。
子供頃、歩いていると、自分には脚がないと感じる時があった。当時は何だろうこれ?だったけれど、今ならマルクの衝撃で、脚部のエネルギー体がズレてしまったのだと解かる。長ずるにつれ、その感覚はなくなった。また、背が伸びるとき、つまり脚の骨がのびるとき、必ず右脚全体がだるくなって発熱した。それから30年、マルクの記憶も薄れたころ、ある夜、左を下にして眠っていた私は、どくんと右大腿部に衝撃を覚えた。 これは大きな衝撃を回避するために、小さな衝撃がくるホメオパシーだった。その頃、自分が死病にかかったのは、絶望が原因だったと、ちょうど気が付いた時分だったので、一気に改善が進んだのだ。すでに記憶が薄れたようなダメージも波動修正すると治っていく。エネルギー体には過去生からのダメージも記憶されているから、これはすごいことだ。
右と左その2へ、つづく
波動修正でダメージから回復する経験読み、驚きました。
思いがけない回復というものを僕も経験しています。
呼吸が突然楽になったのです。
僕は幼い頃から息がよく出来ず、胸郭発育不全でした。
生まれた時から顔色が青かったそうです。
なぜ苦しいのか、そしてまた何故急によくなかったのか、
今でも因果関係を断定するまでには至っていません。
ただ楽になったという実感があるだけです。
モニカさんは死病に罹ったのは絶望が原因だったとわかったのですね、
どのようにしてその因果関係を理解されたのかいつか何かの形で伺えたらと思いました。
絶対のタイミング、その時が来たら訪れる絶対のタイミングがありますね。神のタイミングです。私、それ信じます。