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真夏の月光浴

月光浴

真夏の月光浴

月光浴 真夏の月光浴

クーラーを使わないで夏を過ごすこと20年。かなり暑さに強くなった。さすがに30℃を超えると、家ではニカウさんの妻という恰好になるけれど。

去年あたりから昼間暑くても、陽が沈むと涼しくなるので、夜は庭に面した窓を開けて、家の熱を抜いている。もう虫の声が聞こえる。

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夜のしじまに響く虫の声。月が窓の真ん中にくるのは、真夜中を過ぎるころ。そうだ、月光浴しよう。月の光を浴びるのは夜9時過ぎがいいらしい。真夜中は逢魔が時なので、零時過ぎの月光は浴びない方がいいなんて話もあるけれど、窓の真ん中に来た月を、眺めないなんてもったいない。私は床に腰を下ろして、天空の月をじっと見つめた。

太陽の光は肌に差し込むようだけれど、月の光はその逆で、体から熱が出ていく。月の光に溶け出して行くのは、自分の中のいらないもの。月にはこういう作用があるんだ。水晶を浄化するのに、月光がいいと言われるの、こういうことなんだね。目を閉じて、月の光に集中する。自分の毛穴から、モヤモヤと立ち昇る熱気を感じながら。

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練習すれば、全身の毛穴から溜め込んだ毒素を出せるようになるという。そうなればセルフヒーリングは完璧だ。心と体、両方の毒素が皮膚から出る。体の一番外側にある皮膚が、内面の事情にも通じている。ビランで散々苦労して、想念が炎症を起こすことを知った。毛穴から毒素を排出する練習に本気で取り組めば、今より早くビランが回復したかもしれないけれど、そんなこと出来っこないと思っていたから、駄目だった。月光浴にトライして、自分の毛穴から熱が出ていくのを実感したので、今頃ちょっと本気になっている。

月光浴には自己肯定の効果があるという。裸で月の光を浴びていると、どこか官能的な気分になる。きっとドーパミンとか、出るんじゃないかな? ドーパミンは自己肯定作用があるし、快感を司ってもいる。 それで逢魔が時に注意って言われるんだろうけど、自分が正常波動にチューニングされているなら問題なし。

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月下の恋人たち・・・

月が見ている

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こんな風に和んだんじゃないかな?

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