黒髪と緑の目
黒髪と緑の目
もうシーズンオフになりましたが、今年は黒葡萄にハマりました。夏の暑さのせいでしょうか。ポリフェノールがよく効いて、疲れが癒されるようでした。大きな実を一粒ずつ頂きながら、頭の中で「黒葡萄の髪」という言葉がこだましていたので、A氏のことを、ちょいと。
私は「アニばら」で本編を見直した方なので、黒髪に緑の目をしたA氏に説得力を感じました。というのも、宮廷中が憧れたO嬢をたった一度の口づけで、じつは落としていたなんて、ホワイトマジック的な意味で、なかなか魔性の男だなぁと。緑の目には魔性があるというの、うんうん、こういう意味だったのねと。
黒葡萄の黒は濃い紫。愛の波動の色と言われる夜空の色にも見えます。黒という色はすべての色を含んでいるから一番美しい色だと言ったのは、ウィーンの画家フンデルト・ワッサー氏。かつて私も迷いなく絵を描いていた時期があって、当時、私にとって黒という色は、色というよりも親友みたいな存在でした。黒という波動には、精神を強めてくれるところがあるのかもしれません。猫子さんたちは、まさに黒の産物ですが、カラーで描くとすると、彼女たちの帽子や制服は夜空の色かなぁ?なんて思ったりします。
黒葡萄が終わって、マスカットも美しい翡翠色から、熟成の黄色に変わる頃となりました。すると駆け足で冬の気配がやってきましたね。思えば明日は万聖節イヴ、ハロウィンです。全く無自覚でしたが「モニカの不思議な時間」はハロウィンの夜に始まったのでした。成り行き上、そうなったんですが、明日31日で5年目になるんですね。
今年の万聖節は新月です。月の影響で仙骨の周辺が騒がしくなって、仙腸関節に痛みが出たりして、もろもろ修復中です。きょうは遠隔治療の日だったので「新月は新しい自分に変容を遂げるチャンス」だと、南先生から励まして頂きました。
万聖節は全ての諸聖人に感謝する日です。そして次の日は死者の日。教会で11月は死者の月と言われています。冬枯れの季節、すべてが春の再生に向けて眠りにつく時、心静かに自分自身を見つめ直したいものです。
恋人たちは、みな寒がり。肌を寄せ合う季節の到来です。
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