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カルマ

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母が4日、祖母が14日に帰天している。私が24日に死んだら、みんな揃って2月のシの日にシンダのよって洒落になるなぁと、毎年思っている。ママンたちが逝った2月は、私にとって死者の月だ。そして理解した・・・すべてはカルマの解消のためにあったのだと。

あの世にいた自分が、いち早くカルマを解消できる条件を整えて生まれてきたのがココだったという地点に辿り着くと、今までの諸々が紐解けてくる。絶望、死病、幽体離脱、ママンたちの離縁、鬱病、仙骨、スピリチュアル、夢判断、介護、ビラン。

あの世にいる時の意識は、この世に生まれると一変するそうなので、自分があの世で何を想い、決心していたのか?よく考えてみるべきだろう。

カルマを業(ぎょう)と呼ぶくらいだから、カルマは人生教室の授業である。この人生を卒業できる時が死。死んだってまだまだ続きがある。魂が肉体から解放される。パーソナリティーからも解放されるなら、さらに高い段階、高い波動の中に吸収されるチャンスが待っている。

こういうビジョンを得ると、日常のよしなしごとなんかで怒ったり恨んでしたりるの馬鹿らしくなる。もっといいものを、只でもらえるんだから。そのいいものは、自分の魂の中にすでにセットされているんだから不思議。 

カルマの解消法は、カルマを理解すること。解消のヒントは自分の身体に、心に、日常に、隠されている。身体に表れる歪みや痛みを辿っていくと、心の歪みや痛み=カルマが見えてくる。そうして、どこまで行けるのか?

こういう形のアンティーク人形があった。カマキリの大伯父が前妻夫人への土産に、フランスから買ってきたものだった。長らく大伯父の家で壁の棚に飾ってあったけど、ある日、棚ごと消えていた。後妻夫人が前妻のものだったと知った途端、撤去してしまったのだ。青い目をした亜麻色の髪の人形はどこへ行ったのか? 夫人たち亡きあと聞くあてもない。ヘッドだけの可憐な人形は、胴体や手足を得ることも、きれいな服を着せてもらうこともなく、どこかへ行ってしまった。女たちの業を背負って。

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