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セイレーン

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元旦に始まった地獄めぐりも天国へ辿りついたところなんですが、地獄と天国の間、罪を浄化をする煉獄で、印象的なエピソードがありました。ダンテが聖ルチアの助力を得て、地獄の最終圏から引き上げられて、煉獄の浜へ辿り着きます。そして煉獄めぐりが始まります。めぐりめぐって最後の圏に辿り着くと、セイレーン(人魚)の誘惑に合います。人魚姫のお話、子供のころ読んで、姫は王子様を殺さないから、王子様を本当に愛していたんだ。ロマンチックな悲しいお話だなぁ。空気の精になるって、どういうことだろう? なんて夢想したものですが、長ずるにつれ、人魚ってどうも悪役だなぁと知りました。

幽界行脚 ローム大霊に案内されて辿る「魂の幽霊界行脚」という本で、人魚の国を見学する話が書かれていますが、半分さかなで、半分人間・・・人魚って、猫子さんたちみたいな、人間になりたい(魂体を得たい)動物霊のひとつなんだろうなぁと、思いました。

猫子―人魚

私はあらゆるものに波動があることを日々学び中なので、スピリットたちのこともよく考えます。目に見えない世界も意思気(いしき)したいです。

人魚たち

さて、煉獄にいたセイレーンは、はじめダンテの前に、土気色の醜女として現れるのですが、ダンテが目を留めると、途端に生き生きとした誘惑者に変身します。ダンテがそこから目を離せなくなっていると、導者ヴェルギリウスが、彼女の胸元辺りを開いてみせると、セイレーンの腹から耐えがたい悪臭(おしゅう)が立ちのぼって、ダンテは目を覚まします。悪夢だったというわけですが、誘惑する側、される側、正体を暴く側、この三つ巴の関係がよく解りました。ダンテがこの誘惑にあったのは淫者たち圏。愛欲の罪よりも、高慢や嫉妬、憤怒の方が、重い罪なのでした。これは覚えておかなくちゃ。

人魚は男子もいる

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