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水晶

水晶

水晶

六角形の先端を持つ水晶結晶に凝ったことがある。鉱物店に行ったり、クリスタルヒーリングの本を読んだりして、水晶と親しんだ。手で握って水晶の波動を感じてみるとか、側面に現れている模様を眺めたりしていると、三角形のしるしや虹色のモアレを見つけたりする。三角形は水晶の中に特別な情報が隠されているマークだとか、虹が入っているものは幸せを運んでくるとか言われている。

水晶の中には、人の姿がクッキリ入っているものがある。古代文明を築いた人たちが水晶の中に自分の波動を転写したなど、伝説が様々に語られている。手持ちの水晶の中にも、人のかたちが入っているものが三つある。発見したときは、地球上には、宇宙には、いろんな出来事があったんだろうなぁと、しばし想いをはせた。もちろん水晶の中の人と、個人的な対話なんかない。その人たちの角ばった顔かたちや、丈の長い服のシルエットを見て、感慨にふけっただけだった。

私は枕の周辺に台が付いているベッドを使っている。そこはティッシュペーパーやホットパックなどの定位置で、人型入りの水晶も置いていた。当時は眼精疲労と片頭痛に悩まされていた時期で、目が痛むときや頭がズキズキするとき、水晶の先端をあてがうと、水晶の先端から微細な波動が出ているので、痛みが沈静することがある。それで水晶たちを頼りにしていた。その頃はS先生のオフィスで、2週間に1度のペースで仙骨の調整を受けていた。仙骨の調整をすると眼精疲労や頭痛は軽減するけれど、調整を上回るようにエネルギー詰まり(痛み)が起こるので、次の調整までの間、水晶調整を自主的にやっていたのだ。

あの頃はPCのモニターを眺めても、人と向き合って話をしても、目が痛み始めるので、どうしてこんなにも生きにくい人生なんだと、わが身を嘆いていた。どうにかならないものかと、文字通り頭を抱えていた。この頭周辺の詰まり、どうしたらこの詰まりが抜けるのか? ベッドの上でもんどりうつ日々が続いた。

水晶の調整を続けていたある日、私はビジョンを見た。三人の、あの水晶の中の人だと思える人たちが遠くからこちらを見ている。次の瞬間、彼らの方から一筋の水色の光線が来て、私の右目に入った。じりじりするような光線の感覚がきたけれど、痛くはなかった。ふと目をあけると、自分の部屋のベッドに、いつもどおり横たわっていた。夢をみたのか?  白昼夢というやつか?  ともあれそれ以来、眼精疲労も片頭痛もなくなったのである。不思議な波動調整だった。

私は今ここにいて、自分の人生を生きている。眠りに落ちて自我意識が薄れると、今ではないところでも生きている。人はそれを夢だと言う。人生は魂の旅、古代文明を生きた人も、この世を生きている人も、宇宙時間、神の時間の中では同列で、ここに永遠を理解する鍵があるらしい。眼精疲労や片頭痛などのエネルギー詰まりから、人を解き放つ波動調整がある。お陰で以前より楽に暮らせるようになった。そうして今や人々が、多次元を生きていると知っている。

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