Blog いんぱるぱぶれ

真我は何でも知っている

真我

真我は何でも知っている

真我 真我は何でも知っている

ちょっと驚いている。人生の移り変わりである。それは予知夢からやってきたのだった。

◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆

常々、夢見は予知をしていることが多いんだけれど、去年と今年は天中殺のさなかで、先見の明とやらは全く五里霧中、お手上げ状態が続いていた。自分は割と先々読んで行動する方なので、途方に暮れそうだった。それでも薄暮に残光を見る想いで、転職を果たしたので、これでいいんだと自分に言い聞かせていたけれど、私が信頼を寄せる人たちからは、ちょっと違うんじゃないの?という目で見られていた。そうです、ホント言えばね・・・。

◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆

わが天中殺、いつも違う視点に立つことを強いられてきた。普通、天中殺と言えば、新しいことにトライしたりせず、おとなしく今まで通りに暮らしながら、自己を振り返ること。なんていうのが、正しい過ごし方と、言われているのに、なぜか自分は全く違うチャレンジをしてごらんと、なるのだった。

そして経験から言えば、その新しいチャレンジの期間はだいたい半年くらい。よく頑張りましたねとばかりに、次の変化に投げ込まれる。それで天中殺が終わるころには、何だか落ち着くのが常だった。そして今回も、次の変化が訪れるところへ来たのだった。

◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆

真我は何でも知っている

◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆

まず、宇宙船が光を放ちながら、上空にやってくる夢を見た。それが晩夏の頃。これはなんか来るな、きっと新しい情報が入るんだろうと予感した。そして同時に、何の脈絡もなしに、今の勤め先が無くなるという気がして、ちょっとゾッとしたのだ。そんな馬鹿なと思ったけれど、無くなることが最近、判ったので目を丸くした。急展開な初秋の幕開けだった。

◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆

 今宵、クレッセント・ムーンを眺めながら、この2年の間、不安に苛まれてきたなぁと、わが身を振り返る。自分はどうなっていくんだろうと・・・。年の始めにダンテを読むハメになって、地獄めぐりをやったんだけど、地獄に落ちた占い師たちが、未来ばかりを見ようとした罪で、首を後ろに捻じ曲げられたまま、償いの日々を過ごしていると書いてあった。そっか、先ばかり読もうとして、今ここに着地していないのは駄目なんだ。不安に苛まれている時って、焦って先ばかり読もうとするんだけど、ちっとも先なんか見えなくて、一層不安になるだけだった。この繰り返しに疲れ果てて、もうどうでもいいや、ここを耐えればいいんだと、自分に言い聞かせていたっけ・・・。

こういう右往左往の末に、ついに解ったこと。

真我はなんでも知っている。

もちろん、自分で自分のこと、まだまだ解らないことばかりなんだけど、とりあえず、本当の自分は自分のこと、解っているんだと思ってみる。そうすれば、ひとまず安心じゃん? 宇宙船の夢のあと、ヘリコプターが迎えにくる夢を見て、これで状況、変わるなぁと思っていたら、ホントに変わることになったもんね。

この先どうなるかなんて、不安がらないことにしよう。私の中には信じているものがある。何をどういう風に信じているかって? うん、きっと話せる時が来るよ。

◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆

地獄めぐりの二人

◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆

関連記事一覧

  1. 天と地
  2. 落ちたアジサイ
  3. 乙女
  4. 本能とセクシュアリティー
  5. ヒップ

    Hip

  6. 満月と過去

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

2021年10月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

アーカイブ

コメント

最近の記事

  1. 怖い話

    2024.10.4

    怖い話
  2. 窓とかまきり

    2024.09.26

    ひっそりと
  3. 落ちたアジサイ
  4. 月の効果

    2024.09.22

    月の効果
  5. 帽子釣-ピカ
Banner

歩き回る植物

PAGE TOP