Blog いんぱるぱぶれ

足湯

足湯

足湯

足湯 足湯

このところ、足湯をしています。そこでひとつ思い出したのは、女性歌手を育てた作曲家の男性が、冷え性の彼女のために毎日、足湯を作っていたというお話。彼女はいいお湯ねと言っていたそう。愛だなぁと思いました。

◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆

足湯を人に作ってあげるのは、適温調整がなかなか難しいようです。その昔、家人が私に用意した足湯は、ぜんぜん駄目でした。祖母が作ったのは熱すぎて、母が作ったのはぬるすぎでした。二人の名誉のために言っておくと、たぶん一度も自分で足湯をしたことがなかったんじゃないかな? 以来、私は自分で作っています。

今は大丈夫なんですが、10代のころは、ひどい末端冷え性でした。どうしてあれほど氷のような手足だったのか? 鬱のころでしたから、身も心も冷え冷えとしていたんですかねぇ・・・? 

足湯はぬるいと効果がありません。熱いとかえって逆効果です。冷たい足はゆっくり温めるのがいいようです。お湯が熱いと表皮だけヒリヒリするようなのに、芯は冷えたまま。かえって辛いものでした。

◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆

さて、ここのところやっている足湯は、筋肉の疲れをゆるめるのが目的なので、冷え取りの治療とは、少し違っています。今は鬱じゃないのでお気楽です。お湯にローズオイルを一滴入れて、あら、いい香り、なんてやってます。

お湯に足を入れるとジーン。背骨から全身へしみとおる温熱効果が穏やかで、気持ちも穏やかになります。湿熱は乾熱(カイロやアンカの熱)よりも優しいので、お湯の中で親指、二の指を動かして、土踏まずをストレッチしていると、エネルギーの詰まりがどんどん抜けます。疲れってエネルギー詰まりなんですね。抜ければ復活。自分の自然治癒力を信頼できます。あ、そうそう、今年の復活祭はこの間の日曜日、4月4日だったんです。ハッピーハッピーイースター!

◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆

◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆

マグダラのマリア様は、悔悟の涙でイエス様の足を濡らし、長い髪でぬぐって、高価な香油を塗ってさしあげたそうです。涙と香油に象徴されるように、水分油分は体の大切な構成要素です。わが身を振り返ること(涙)そしてケアすること(油分)そして先へと歩んでいくために大切な足、たまには集中ケアしてみるのもいいもんです。

◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆

足湯の図

◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆

関連記事一覧

  1. 月の夜晒し
  2. 水晶
  3. 自己観察
  4. パロディーならぬコメディー
  5. 三つの体
  6. 反復

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

2021年4月
 1234
567891011
12131415161718
19202122232425
2627282930  

アーカイブ

コメント

最近の記事

  1. 怖い話

    2024.10.4

    怖い話
  2. 窓とかまきり

    2024.09.26

    ひっそりと
  3. 落ちたアジサイ
  4. 月の効果

    2024.09.22

    月の効果
  5. 帽子釣-ピカ
Banner

歩き回る植物

PAGE TOP