闇を聴く
闇を聴く
闇は闇ではないと書いてから4年。ロームさんのページを開くと「霊耳の開ける法」とある。どうしたら霊の声を聞くことができるのか? 腰かけて一番楽な姿勢で精神統一を試みる。すると最初に襲ってくるのは「闇」といわれるものであると、書いてあって驚く。耳を澄まし沈黙を聞くあのしんしんとしたものが、闇だったとは!
そういえば、どうして闇という字は、門構えの中に音なんだろうと思って『字訓⁂』を開いた。すると闇とは祈りを捧げた廟門の前、神の応答を待って、暗黒の中、神の音づれ(訪れ)を聴く意味とあって驚き! 2~3日の間、闇闇闇と思いつめていた。⁂(白川 静編 平凡社『字訓』P.742 )
「言」という字も、祝詞をとなえる、つまり祈りを発することを表した字と書いてあって、漢字って意味が深いんですね。
霊耳の開ける法がどこに辿り着くかと言えば、霊感により真理を掴むこと。道のりは長いけど、一歩一歩進んで、日常の間口から、幽界→霊界→神界へ通ずる糸口を得られるか? さて、眠りの前の精神統一で闇を聴く、聴こうとする。するとなんだかプーンプーンと虫の飛ぶような音、それから何やら囁き声、それからそれから・・・眠ってしまって不明。
ハイゴさんの声を聞いたけど、聴こうと思って聴いたんじゃないからまだまだ、だよね。修行は続くよ、どこまでも。
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