おお、スピリット!
おお、スピリット!
びっくりした! 夜、手洗いのスリッパを履こうとしたら指先に異物感・・・スリッパの奥を覗くと丸まったプラスチック片? こんなところにゴミが入るなんて、スリッパを逆さにすると、落ちてきたのは、ひゃ~ヤモリ!私の足の上で態勢を整えようともがいている。アンタもよっぽどびっくりしたんだね。姿が見えなくなるまで待つこと数秒。そういえば数日前、手洗いの窓にヤモリがとまってた。足に残るヤモリの感触。これは何かあるぞ。ちょっと怖くなって、しばらく二階の手洗いに入るのをやめた。
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一晩寝たらヤモリのことなんか忘れていた。それでいつも通り、起き抜けに手洗いのドアを開けたら、あっ睨んでいる!黒々と目をむいてこちらを! ヤモリの目ってこんなに大きかったっけ? ポチっと小さな目のハズが爛々とこちらに迫ってくる。まだいたんだねぇ、窓のところに・・・どぎまぎしながらドアを閉める。あの黒目玉!残像を振り払う。
ああ、私は先が見通せず、迷いの中にいた。10月いっぱい悶々と。見かねたあの世の守護霊団が通信しようと、あの手この手。こちらは的はずれのまま、彼らをヤキモキさせていたのだ。そしてついにヤモリが使者として、私に触れた。判っていた。あの世から通信が届いていることは。カラスはカーカー、クモはチョロチョロ、飛んでくる鳥や昆虫、通りすがりの猫や爬虫類、こういう日常の中で出くわす小さな生き物たちは私にとって、あの世からのメッセンジャーだ。鳥は水先案内人と春水先生が教えてくださったので、メッセージの訪れには注意しているんだけど、今回は彼らの趣旨を完全に取り違えていた。
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母の胎にもう一度入ったわが運命、すったもんだの連続だったけれど、嫌な事とは縁が切れて、助け船がきて、望んだ職場に転職できたんだから、新しい岸辺に辿り着いたと言える。おばあちゃんは夢の中で怖い顔をしていたし、ヤモリも来たし、あの世で修行しているご先祖たちは、カラスやクモやヤモリに想いを乗せて、私の勘違いを正そうとした。スピリットたちは、こうして日常の中で働いている。こちらがメッセージを取り違えるのは、自分の直感を信じたつもりで疑っているから。
自分は直感を信じて、直感力を鍛えてきたつもりだったけど、まだまだであった・・・学びは続くよ、どこまでも。
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