祈り
祈り
来る台風(10号)が、ただの高気圧に変わりますように。私はここ2.3日、そう祈っている。このところずっと読んでいるヤコブス・ウォラギネの黄金伝説によれば、1700年くらい前、人々は、嵐や疫病を中空をかける悪霊の仕業と思っていた。疫病や自然災害が来ると、皇帝や教会が音頭を取って、みんな揃って断食をして、災害や疫病が去るように、何日も祈りながら町を練り歩き、その土地で殉教した聖人にご加護を祈ったら、たちどころに災難が去った。なんて話が、いくつも書いてある。
今、ご町内の皆様が、政府の音頭取りで、そろってやることと言ったら、ゴミ出しくらいだから、昔の人はずいぶん純情で熱心だ。そして、人々がこれだけ気をそろえて、良くなれかしと一心に祈ったら、もしかして本当に世の中は良くなっているのかもしれないと、思う。もちろん今、災害や疫病が悪霊の仕業だなんて言ったら、笑われるけど。
近年の凶暴な天気は、温暖化のせいだ。水害、熱波、山火事、害虫大発生と、影響は様々だ。そして去年から、疫病の流行が追い打ちをかける。昔の人たちが悪霊と言っていたのは、人々の想念のことだと言い変えれば、今も昔も、人の悪い想念が災いの一端を担っているのは、変わらぬ事実なんじゃないか?
悪霊のもとをただすと、人の悪い想念が生み出したものを、そう呼んだにすぎないなら、事態は昔も今も変わっていないんじゃないか? 長らく積み重ねられてきた想念、潜在意識、何と呼ぼうと、わが身の事として、これらを浄化しましょう。それには「ありがとう」「ごめんなさい」「許してください」「愛しています」の四語を使って、自分の中の潜在意識をクリーニングします。なんていうのも最近、知った。(ホ・オポノポノのこと)
地球人たる我々は、利便性と自己満足ばかりを、あまりにも長らく追及したので今、分岐点に立たされているとしたら?仙骨伝道児のワタクシは、南先生のおっしゃる異常波動バランスから考えてみる。異常波動が長く続くと、突然死をすることがあると伺ったので、突然死した親族の後ろ姿を思い浮かべてみる。異常波動、それは自己虫の極みだ。だとしたらその真逆は、人の役に立つように、自分の創造性を発揮することではないか? ひらたく言えば、大きな意味での思いやりだ。愛だ!
火星の人々は、地球人ほど自己虫ではなかったので、とっくの昔に(700万年くらい前)次元上昇して、肉体次元の生活を卒業して、想念の世界(完全な智恵の領域)に入った。だから宇宙船の組み立てなども、想念の力で一瞬にしてできる。地球人(アタシ)が見た見たと、エキサイトする未確認飛行物体は、たいがい火星で造られている。想念の世界はスーパー科学なのだ。
これが現代の黄金伝説ならぬ、火星伝説だ。宇宙には、お先に昇華した人々がいるなら、地球人たるワタクシは、全く微々たる努力とはいえ、続けていこうと思うこと。
夏、エアコンを使わず、肉食、魚食をせず、乗り物を使わず、これら省エネに努め、木を育て、家の周りのお土をコンクリで覆わず、木と土があると涼しく温かい(コンクリは剥がした方がいいとは春水先生の伝)人の悪口を言わず聞かず、異常波動を正常波動に近づけるとは? と日々考え、異常性に気が付く安全装置が、人類の中で作動していることに感謝して、祈ります。
みんなで心やすらかに暮らせる666(ミロク)な未来が来ますように。正常波動(神よ、あなたを)を愛しています。アーメン。
(アーメンとは、確かにという意味)
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