Blog いんぱるぱぶれ

そのときカタツムリがロザリオの速度で

ロザリオ

そのときカタツムリがロザリオの速度で

ロザリオそのときカタツムリがロザリオの速度で

Thank you for reading this post, don't forget to subscribe!

速度でものを見る。これが動画を作ってトライしたことだ。GIFアニメーションは一コマを何秒にするかによって、動きが違ってくる。同じまばたきでも普通に見える速度と、しっかり目をつぶってから開けるのとでは、ずいぶんニュアンスが違う。

それからBGMのテンポ。自分の絵には絶対ゆっくりがフィットしていると思ったけれど、ゆっくりは早いより難しい。これはピアノを練習している時に体験したことだった。ゆっくり弾くと誤魔化しがきかない。ゆっくりしっかり弾けるなら、早く弾いても美しく音がそろう。だとしたら、何が自分の絵にフィットするだろう? 音楽負けしちゃいそうだなぁ、アタシの絵・・・。

ところが、出来上がった動画を見ていたら、ゆっくりは退屈かもしれないと気が付く。かったるいのだ。私たちの生活は、何とスピードに慣らされていることか。そして今も、どんどんスピードアップしている。

けれども梅雨の頃、面白いものを見た。雨の庭で水たまりの上を疾走するカタツムリ。ゆっくりの代名詞みたいなカタツムリが、雨と水たまりと、夏の予感にみちた温かい空気の中で、猛スピードで走っている。ものすごく嬉しそうに。そのときふと、テンポが浮かんだ。めぐみあふれる聖マリア、主はあなたと共におられます。走るカタツムリは、ロザリオの速度だったのだ。この大発見が嬉しくて、私は降る雨の中、カタツムリに合わせて、天使祝詞をしばし唱えた。

カタツムリ
Escargots

天使祝詞は、聖母が乙女のまま、御子を身ごもった、おめでとう!の言葉が、そのままお祈りになったもの。それを10回唱える。えー10回もぉ?と、初めは思うんだけど、10回唱える内に整ってくるのだ。何が?心が。

動画の速度、カタツムリの速度、ロザリオの速度。加速が基本の世の中だけど、やっぱりアタシはノンシャランがいい。

関連記事一覧

  1. 梅幻想
  2. 烏賊の目玉
  3. 妖精殺し
  4. 怪我しちゃった
  5. ひよこ天使
  6. 藪

2020年9月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930  

アーカイブ

コメント

最近の記事

  1. そこに愛が!

    2022.12.1

    そこに愛が!
  2. Oh!スピリット
  3. winking
  4. 本当はやりたくないこと
  5. きいろ金色

    2022.09.26

    きいろ金色
Banner
PAGE TOP