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聖ヴァレンタインによせて

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聖ヴァレンタインによせて

チョコレートをかじる 聖ヴァレンタインによせて

祖母の命日はヴァレンタイン。みんながチョコレートを用意してそわそわする日。この不思議な習慣はどこから来たんだろう? そもそも聖ヴァレンタインってどんな聖人?

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聖ヴァレンタインにまつわる最もポピュラーな話は「十字軍遠征に出かけるため、中世の騎士たちは後ろ髪引かれないように、恋愛御法度、結婚したらいけませんのお触れが出ていたのに、司祭だったヴァレンタインは密かに結婚の秘跡を授けていた。それがお上にばれて、けしからん死刑じゃ! で殉教となりました」ですが、ヴォラギネの『黄金伝説』には、3人の殉教者について書かれていました。

270年~80年ごろの司祭、司教、修道士の3人について載っていて、癲癇の若者(ローマの雄弁家の子息)を癒した司教だけが実在の人物らしいとのこと。だから癲癇持ちの人の守護聖人。昔は憑き物のしわざと思われていたそうですが、脳神経の過剰反応による発作を起こす病気だと、現在では原因解明されています。親族に少年の頃、癲癇だった人がいて、大人になったら治ったそうで、国文学者になって聖徳太子の研究をしていらしたとか。一瞬、お会いしたことがあって、神経質そうな無口な方でした。祖父母の家に新築祝いのお菓子を持ってやってきたんだけど、誰もいなくて子供だったアタシが留守番してて、子供じゃ分からんだろうと、菓子折りをハイって渡すと、そのまま帰ったシャイなオジーサンでした。

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さて、本題の聖ヴァレンタインですが、ヴァレンタイン―ウァレンティヌスとは、ラテン語でvalorem=価値 tenens=保持する・・・「聖性という価値を保持する者」と言う意味だそうで、聖ウァレンティヌスは、神聖ローマ皇帝のお白砂で、ギリシア・ローマの神々に香をささげるのを拒否して、イエス・キリストただ一人が真の神であると宣言。キリストの名において高官や総督の子供たちの盲目や病を癒すんだけど、あれは魔術師だ首をはねよとなるお決まりのパターン。この手の話ばかり続くので『黄金伝説』は読んでいて呆れます。人々がいとも簡単に、残酷な拷問の果てに処刑される。ギリシア神話の向こうをはって、諸聖人の伝説が編まれたそうなので、昔の人は偉かった、どんなひどい目にあっても、信仰を捨てませんでしたという教訓もかねているらしいです。日本ならさだめし「木口小平は死んでも口からラッパを放しませんでした」みたいな感じ…古い話ですね、みなさん知ってる?

みんな、知ってる?

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修道士のヴァレンタインは、修道院に咲いた花を、道行く人々にあげていたそうで、2月14日ごろ、ちょうど鳥たちがつがいはじめ、春をことほぐ民間伝承的祭りが、聖人伝説と相まって記念日になったという、こちらロマンチックなお話です。そういえばこの前、何度かキジバトが巣を作っていた柚子の木(ご近所の)に、また今年もキジバトが来て、グルッポーポーと鳴いていました。この季節、昔も今も変わらず、鳥さんたちは巣作りなんですね。

思い出にひたるモニカ

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さて、聖ヴァレンタインの日といえば、気になるチョコレートですが、自分はあげないのに、ここ数年、なぜかもらっています。おばあちゃんのお守りなのかしら? ありがとって感じです。私はホワイトチョコレートが好きです。いろんなフレーバーで七変化する素材が楽しいじゃないhart-rose

ホワイトチョコレート

チョコレートの思い出は16~7のころ、同級生の男友達たちと、仲の良かった同性の友達にあげました。みんな音楽や読書に共通の趣味のある子たちで、チョコレートをあげるのは、子供のお遊びだと思ってました。ちょうど異性を意識し始める年ごろだし、礼儀正しくプレゼントというのは、お作法の訓練にもなるからと家人たちも奨励して、チョコレートを買うおこづかいをくれました。相手の方も「ありがとう」と喜んでいたから、悪いお遊びじゃないけれど大人になったら卒業だと思っていたので、国民的な行事に発展して驚きでした。

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この「チョコレートを贈りましょう」は、2月に落ちる売り上げを盛り上げるため、チョコレート屋さんが仕組んだキャンペーンが始まりだそう。みんな乗せられちゃったんだ。それにやっぱり、恋が下敷きにあるから、みんなどこか熱心になる。色気と食い気がなくなったらおしまいだと言いますしね。

色気と食い気か

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あの有名なベルギーのチョコレート屋さん、数年前、有力紙に義理チョコをやめましょう!と広告を出していましたっけ。あげる方が苦痛になるようじゃいけない。もっと自由に、心楽しくショコラを楽しんで欲しいと、社長のメッセージまであった。偉い? いや、自信があるんだ。自社製品に。

チョコレートを食べる

このGIF、調理実習の思い出がもとになっています

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調理実習の時間に風船ポテトを作ったときのこと。風船ポテトはサツマイモの裏ごしを丸めて、ころもをつけて揚げるんですが、ころも種に重曹を入れるので、油に入れるとポッと膨らみます。そこで風船という可愛い名前がついています。

実習の終わりごろ、余った材料で好きなものをこしらえていたんだったか? 隣の班の子が、パンの耳を揚げて砂糖をふったのを、私の顔の前に差し出したので「ありがとう」と手で受け取ろうとしたら、その子が真剣な顔つきで、いきなり私の口にグイっと押し込んだ…そのままカリポリ食べたら、彼女はしたり顔。まるで妹の口におやつを突っ込むみたいだったから、きっとお姉ちゃんの真似したんだ。上の兄弟がいるってこういうことかと、一人っ子の私は思ったのでした。あのパン耳、揚げたてで美味しかったなぁ。

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チョコレートを食べる

お姉様が5人もいらっしゃる、こちらのお嬢様、このようなオイタをしたかどうか存じませぬが・・・男の子は好きな子のこと、こういうギロッとした目で見るんだよね。それで女の子の方は、ちょっと優しげになる。ずいぶん前、外国のヒーラーの人から「アナタの目は少年だ」と、言われたことがあったなぁ。ちょっとショックだったけど、今も変わらずギロッとしてるよ~だ。

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