月の波動
月の波動
月の動向を意識するようになって、かれこれ30年以上経つ。満月新月には、やはり際立った影響がある。心と体が影響を受けるので、調子がいいのであれば、心身が整ってきた証拠で、何事か起きれば、改善するべきものが出てくる。ただ、それを意識しているのと、していないのとでは、理解の進み方が違ってきそうだ。
遠い遠い昔、地球を生んだのはお月さんなのだと、読んだことがあって、それで影響があるのだと、妙に納得した覚えがある。母体である月は、地球という子供が胎内から出て行って以来、星としては死につつあると言う話だ。それでも地球はいまだに、月という母体の影響を強く受けているわけだ。人も誕生月の前後1~2か月には、運勢がもう一度、胎内に入るのだというから、星々の動向にもきっと同じことがあるのだろう。
月の波動を意識することは、自然と同調して生きることに、つながっている。このところ、南先生のお話から正常波動、異常波動ということを意識するようになった。正常波動とは宇宙から降り注ぐ森羅万象を動かしているエネルギーだ。波動修正療法は、この正常波動が基準となっているそうで、心身の体調不良は、この正常波動から外れていることになる。
そこで考える。治るのに11年もかかったビラン。まだ指先ではくすぶっている部分もあるけれど、ほぼ完治したのは、医者や薬に頼らず、自然治癒に任せたから。先日、南先生の機関誌にステロイドを使い続けることは異常波動バランス(正常波動から外れていくこと)になる。(アトピーの)の療法は時間がかかっても、自然治癒力によるのが最善だと、書いてあったから、自分の選択した方向は治癒への近道だったと確信した。私はアトピーではなく薬剤による接触性の皮膚炎だけれど、炎症という点では同じだ。
11年前、ビラン事始めのころ、新聞記事で(アトピーの治療法として)10年間、勤勉に皮膚科通いとステロイドを使い続けた人が、治っては再発、治っては再発を繰り返しているうちに、炎症が全身に広がった話を2~3件読んだ。最初はただの手荒れだったのが、ステロイドで治まったあと再発して、ひざの裏に症状が出て、それが治って、次は背中に再発してという具合に、どんどん炎症の範囲が広がっていく。
全身に広がったアトピーを、10日間入院して、ステロイドを大量に塗って包帯で密封して、ステロイド・ミイラになって炎症から解放された人の話も読んだ。退院後、その人はアトピー治療の相談員になったという話だったが、その後、どうなったんだろうと思った。再発していなければいいんだけれど、揺り返しで内臓疾患になったりしていないことを祈るばかりだ。皮膚から吸収したものは、全身に回って吸収されるから、皮膚から排出されないとすれば、内部に蓄積されていることになる。皮膚からいらないものを出してしまえば、被害は少ないってことじゃないか?
仙骨の調整を続けた私は、具合が悪くなったら医者へ行くという洗脳から解放されている。皮膚科に行かないでいた私は、どうして自分がこういう目に遭っているのかを考えた。あまりの辛さで、そっちのほうへ押し出されたと言ったほうが正確かもしれない。辛さから一刻も早く逃れたいがために、アタマを振り絞って考えた。皮膚は体の一番外側にあって、心という一番奥の事柄と密接につながっている。もっと言うと、エネルギー体に蓄積された想念と、深い関わりがあったのだ。このブログBilain Gilainはその軌跡だ。
自然の流れに沿って(正常波動を意識して)生きる。そうして月の波動を自分の心身で実感しながら、あの時はそうだったから、今度はこうしてみようと、学習したことを次につなげる。月の波動、宇宙からのエネルギー受信。そうしてどれだけのことを、理解できるのか? 苦しいところもあるけど、楽しみでもある。
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