天使のヘソ
天使のヘソ
胎児を母体とつなげているヘソの緒は、転生してきた魂の命綱であります。十月十日(とつきとうか)を経て、魂は肉体という器に入って、この世へ誕生します。ヘソの緒を切断して、新生児が産声を上げるとき、声を発することで、今生における感情体の形成が始まると言います。産声ほどすごい声は、二度と出せないんですよと、春水先生から伺いましたっけ・・・。
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さて、ヘソに炎症が出たワタシメ、この数週間ほど、ヘソと眉間について考えております。南先生から炎症が出たのは過去において、ヘソと眉間の流れを阻害する行為があったからと伺って、どういうことかなぁと、もの想う日々であります。そして気が付いたのは、ヘソって感情の座だったということ。尾てい骨の近辺が本能の座、そして横隔膜の辺り、太陽神経叢が自己認識確立の座。アタシはモニカ、タローじゃない・・・この自覚こそ、今生における魂の、人生経験始まりはじまり、なのであります。
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日々の営みの中で、身体をとりまくエネルギー体は、想念から受ける影響で、本来の卵型がいつの間にかデコボコになって行く。そのへこみを修復中の身としては、日々の自己観察が、何をどう感ずるか、つまり感情のステージアップ、そしてエネルギー体の修復に繋がって行くと、理解し始めております。
ヘソの座における感情は、怖いから逃げよう! わが身をおびやかすものには怒る! などなど自己保存に関わる原始的な諸々なのですが、人にはもっとデリケートで豊かな感情があるわけです。
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アリス・ベイリーの著作に、脾臓が重要であると書いてあるのですが、どういうことかと思っていたら、脾臓は憂いの座だったんですね。憂い・・・もの想うこと。恐れ、怒り、憂い。内臓は感情の発達にかかわりがあって、それで怒ることを腹が立つ!なんていうのかぁと、納得したりしましたが、脾臓の位置は左の肋骨内、下方にあって、腹腔より少し上にあるのもポイントでしょう。
そして豊かな感情は、胸の座である愛の現れであります。愛を表現する声・・・喉の座。そして見る、聞く、触る、味わうなどの感覚を総括してステージアップしたのが直観・・・つまり眉間の座。ヘソの原始的な感情も、磨けば直観に通ず。では、どうしたら磨きがかかるのでしょうか?
自分で自分の心を観察すること。自分の心身の変化について、自己観察を続けること、波動修正療法を続けていると、おのずとここに辿り着きます。そして南先生が教えてくださったのが・・・
◆ ヘソと眉間の流れを良くする方法◆
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この方法にトライした初日、ジクジクしていたヘソの炎症は、すでに乾いていましたが、眉間のジリジリ感は、うすぼんやりしていました。指の輪を上下に動かして集中を続けたところ、次の日から、ジリジリするようになりました。頭部全体からウィーンと抜けて行く感じがした時もありましたから、この方法で、もろもろ抜けて行くようです。自分で感覚をつかめるようになるしかないと、南先生もおっしゃってました。
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お腹にある三つのエネルギーの座。自分を守ることから始まって、人を思いやることへ発展する。人間は本来、人の役に立とう!という想いを胸に抱いて生まれてくるそうですが、その後の人生次第でねじ曲がって、自己憐憫や自暴自棄に陥って、本来の思いやりが発揮できず、ヘソと眉間の流れに影響が出てしまう・・・それでも自己本位や傲慢無礼を働いた時に、これは違うよな、ホントじゃないと気が付けばいいはず。それには日々、自分で自分の心を観察し、状況判断を過たず、よくよく見張っているしかない。より高みを目指すべく、霊格なんてことも思い出してみる。これやってると、守護霊団の皆々様もお喜びになるハズ!
今やヘソの炎症は治まったんだけど、ヘソと眉間のテーマには、知りたいこと、理解したいことのヒントが、まだまだ沢山ありそうです。この世でしばらく生きていれば、エネルギーの座が発する流れは、互いに嵌入し合っているでしょうから、どこがどうのと、もはや言えないのかもしれませんが、天界から注ぐまっすぐな波動、神の似姿として、人が本来持っている優しい心に通ずる「天使のヘソ」に憧れつつ、かくありたしと願うものであります。
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