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ザムザ

ザムザ

ザムザ

ある朝、不穏な夢から覚めると、私の指は毒虫になっていた。指はどんどん悪化して、どう見てもこれは毒虫だというところまで行った。どす黒くはれ上がって熱を持ち、アカギレはシマ模様になり、皮膚は硬化してギブスのようになり、私は指を曲げることも、伸ばすこともできなくなってしまった。このまま骨まで腐ってボトッと落ちるんじゃないかとさえ思った。いっそボトリと落ちて、毒虫のように這いずって、どこかへ行ってくれないか?そんな幻想まで抱いた。なぜというに、糜爛ギランは不眠不休で痛むのだから。

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