Blog いんぱるぱぶれ

幽体離脱1

アストラル体・小

幽体離脱1

退院した私は4歳になっていた。副腎皮質ホルモンを2年間投与された私は、4歳なのに35キロの肥満体になり、5センチほどの段差の上がり降りもできない体になっていた。体が不自由なせいか、ある朝、幽体離脱をした。家の上空、はす向かいの神社にある大きな欅の上空にいた。このまま戻らなければ、私は自由だ。空は広くあり余るほどの自由がある。そう、私はこの世のしがらみから自由になりたかったのだ。どうしてかと言えば、家族になった人たちが嫌いだったから。しかし私は、この嫌いな人たちと家族になるために生まれてきたのだった。

関連記事一覧

  1. 癒しがおこr時
  2. パラパラと皮膚の粉が降る
  3. 庭師の兄弟
  4. トルマリン湯
  5. 本能とセクシュアリティー
  6. 3から6

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

2019年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  
アーカイブ
最近の記事
  1. ひよこ天使と料理人

    2025.11.19

    皮膚と心
  2. 庭師の兄弟

    2025.11.12

    まじまじ
  3. 誕生月によせて
  4. 月明り

    2025.10.23

    潜在意識
  5. ファイヤーキッス

    2025.09.28

    月光浴
Banner
最近の投稿
PAGE TOP