身体は学びの場 その2 闇・自分の音
身体は学びの場 その2 闇・自分の音
三日間、痛み止めを飲まないでいた。どこが痛いのか、どういう風に痛いのか? 判っていたかったから。するとやっぱり痛かったので、横になって目をつぶっていた。耳の中、シーンと鳴るのは闇の音。ロームさんの霊耳の開き方を読んでから、闇の音を意識するようになった。
すると今度「自分の音」というものを聴き分けなければならないと、ジュワルクール大師の言。自分の音?この太陽系が誕生するとき、ロゴスが放った音はファだったという。この世は音で誕生した・・・だとすると、自分の音って、どんな音だろう?
私は長いこと、UFOに遭いたいと思って生きてきた。すると遭えたから、自分の音にもきっと遭えるだろうと思った。荒療法三日目の晩、尾てい骨の痒みが絶頂時だった時、頭蓋の中にフォーンと今まで聞いたことのない音が鳴った。耳鳴りの一種?そうかもしれない。だけどあれが自分の音のように思える。
古代の人は、闇の中でお告げを待った。神の音づれ(訪れ)を。そしてシークレッド・ドクトリンによれば、暗黒は純粋霊であるという。この言葉に一撃を食らった。今まで自分が信じてきたことの理解をもっと深める言葉として。藍色の夜空を生んだ、さらに大きな存在がある。藍は愛の夢を見るんだから、愛を生んだ存在がある。暗黒なんていうと怖い感じだけど、きっとそうじゃないんだ。自分の未知と無知を理解に変えたい。そんな風に想い巡らしながら、また目をつぶった。
満月の夜から痛み止めを飲み始めた。以後6日間飲んだ。7日目の朝、元気になってきたはずなのに、なんだか気分が悪い。おかしいな、これはきっと薬害の予兆だ。もう痛み止めはやめよう。痛かったら横になればいい。薬を早く外に出そうと、水をたくさん飲んだらスッキリした。
つづく▶
闇、暗黒、というとダークなイメージ、そういう偏見を超越したい。






















この記事へのコメントはありません。