身体は学びの場 その1 荒療法
身体は学びの場 その1荒療法
殺人鬼が追ってくるので、階段を踊り場から踊り場へとビュンビュン飛び降りて逃げる。こんなにやすやすと逃げおおせられるのは、夢だからだ。と、思ったら目が覚めた。
こんな夢から覚めた朝、踏み台から落ちた。左足でなにげなく着地したつもりが、なんと蚊取りブタの上に乗ってしまってズデーン!やっちゃったぁ。突き上げる痛みに、これは圧迫骨折か? 直感的に違うと思った朝の7時半だった。
イテテとベッドに辿り着き、仰向けに寝て膝を曲げて仙骨周辺の筋肉をゆるめる。まずメンタルにおいて、不安がらない、恨まない、怒らないと、自分に言い聞かせる。こんなことになってどうしよう?とか、こんちきしょう!こんなことになりやがって!とか、そういう負の感情を抱くな、冷静になれと。
そうして痛みを観察。痛みの中心は、左の中殿筋と座骨、右の仙腸関節だ。これは自分の身体の中で改善途上にあるところ。左膝なんか4~5回怪我を繰り返して良くなってきたしなぁ・・・つまりコレって荒療法がまたもや起きたのかも? そういえば、2~3日前から骨盤の広い範囲にぽつぽつと炎症が出て、尾てい骨の左側にすごい痒みが出ていた。つまり予兆だったのかも? しばらく痛みを観察していると、ふっと両眼に抜けるモノがある。痛みの緊張が緩むとき、目からモアモアと上に向かって螺旋状にエネルギーが抜けて行くのを感じる。これはイケル(治癒が進んでいるということ)小一時間ほど、仰向けになっていたら、だいぶ衝撃が抜けた。
そうは言っても立ち上がると、痛くて身体のバランスが取れない。つかまり立ちをしながら、テーブル上のPCに辿り着く。きょうは波動修正の日、ピンチを南先生にメールする。そうして10時から波動修正開始。修正時間は14分。南先生から、思ったより時間が短かったので「身体のバランスをとるために、 どうしても身体への 衝撃が必要な場合があります。 今回、それが起こったのでしょう。」との返信。やっぱり我が身体による身体のための荒療法だったかと、覚悟が決まった。
第一日目は水だけ飲んで寝ていた。驚いたのは腰も痛いけど、目が痛いこと。目の疲れもどっと出たのか? 蝶形骨がいつもより激しく仙骨と共振しているのか? 南先生によれば、仙骨の波動が整うと、背骨を通って波動が昇って行き、頭蓋骨全体に振動が伝わるそう・・・まさに身体全体をバランス中ってことだろうなぁ・・・。
一時間眠っては起きて、また一時間眠る。それを繰り返す。合間に水を飲む。手洗いに行く。動けるんだから骨じゃなさそうと思いながら横になる。また夢を見る。地下鉄に乗って目的地に向かっている。男の相棒(アニムス)も一緒だ。そういえばアタシ、殺人鬼(不安の象徴)から楽々と逃げおおせたんだっけ・・・今や地下鉄(潜在意識の象徴)に乗って目的地にむかっている・・・このアクシデントのゴールへ向かっているってこと?と、考えている内に、また眠りに落ちた。
荒療法、最初の三日間は「食うな動くな寝てろ」で過ごした。波動修正も連日して頂いた。二日目12分、三日目も12分の修正時間だった。よく眠ったので、肌が良くなったワなんて喜んだりして😅 毛穴から良くなるエネルギーも吸収しているって「宇宙の火」に書いてあったし、がんばれアタシ。
そうそう「宇宙の火」から飛び火して、ついに「シークレッド・ドクトリン」も読み始めていたところ。「火が光になり光が熱を帯び、熱から水が生じる。混沌の母としての水である」と、面白いところだったんだけど、縦になっているのがシンドイので、活字を読むことができない。今は無理をしないこと。
と、思っていたその晩、眠る前に仙骨あたりに手を当てて様子を見ていたら、尾骨の左側がやっぱりすごく痒い。尾骨は霊的な要素が強い部分、私の中ではナニゴトか、進行中なんだろうけど・・・態勢を変えて、仙骨周辺が緩むように膝を曲げた、その途端、頭蓋のなかにフォーンと7秒くらい音が響いた。直感的に、これが自分の音? と思った。ずっと目をつぶって横になっていたから、必然、闇を聴く時間を過ごしていた。そういえば明日は満月(8月9日)私はついに「自分の音」を聴いたのか?
つづく▶

霊止(ひと)は身体を通して、学んでいる。





















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