Blog いんぱるぱぶれ

ブタを殴る

ブタを殴る

ブタを殴る

ブタを殴る

「このブタ!」手に持っていた本で、職場の先輩にあたるソノヒトを殴った。ソノヒトは悔しがり、モニカとはもう一緒に働けないと言って、オーナーの前で大泣きした。オーナーはあきれて、「子供みたいにワーワー泣くんだよ、何あれ?」と、言った。あとで聞いた話だと、ソノヒトは私の前にも3人、相方の女性を泣かして辞めせていた。気に入らない奴はいびって追い出す趣味があったのだ。しかし私は辞めるわけには行かなかったのだ。母の介護と仕事を両立させるには、徒歩通勤できるその職場が最善だったから。人を泣かすようなことをしていれば、いつか自分も泣かされる時が来ると、還暦過ぎても分かっていなかったその人を、今では気の毒に思う。殴ったことは謝って、ソノヒトと私は、そのあとも4年一緒に働いた。

関連記事一覧

  1. アストラル体3
  2. 今癒されて
  3. いつも一緒に
  4. 青い目と緑の目
  5. 笑う骸骨先生
  6. エーテルの玉

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. 2025年 9月 16日
    トラックバック:運命が再び母の胎に入る時

2019年12月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031  
アーカイブ
最近の記事
  1. ひよこ天使と料理人

    2025.11.19

    皮膚と心
  2. 庭師の兄弟

    2025.11.12

    まじまじ
  3. 誕生月によせて
  4. 月明り

    2025.10.23

    潜在意識
  5. ファイヤーキッス

    2025.09.28

    月光浴
Banner
最近の投稿
PAGE TOP